本来、骨と骨をつなげている「靭帯」と
呼ばれるものが、足首が本来と異なる方向
には向かないように役割を果たして
いますが、足をひねってしまと、この「靭帯」
が引っ張られて、伸びたビニール袋のように
なってしまい、役割を果たせなくなってしま
います。この「靭帯」がのびきったり、断裂
した状態、つまり足首の「靭帯損傷」ことを
「足首捻挫」といいます。
どんな捻挫でも、捻挫をしたかなとおもったら
、まず安静にし、アイシング処置をしましょう。
素早く適切な処置ができるかどうかで、回復に
大きな影響が出てしまいます。ケガの直後には、
「RICE(ライス)処置」と呼ばれる、
安静・冷却・圧迫・挙上の応急処置が有効です。
{RICE(ライス)処置}
安静(Rest)・・・まずは捻挫した箇所を動かさない。
冷却(Icing)・・・痛めたところは腫れて熱を持つため冷やす。痛みを抑える。
圧迫(Compression)・・包帯などで、内出血による晴れを押さえる。
挙上(Elevation)・・台の上など、足を少しでも高い位置に置く。理想は心臓より上。